最近、ずっと気になっていたBambu Labの3Dプリンタ A1 miniをついに購入した。
3Dプリンタといえば2年ほど前にEnder3 Proを使っていたことがある。会社の先輩から10,000円で譲ってもらったものだ。
3Dプリンタといえばのお決まりの3D Benchyを印刷してみたり
観葉植物にハマり、3D CADソフトを使ってジャイロイド鉢を作ったりと色々遊んでいた。
その他にもハンガーフックや食洗機への給水ボトルなど実用品を作ったりしていたのだが、レベリング調整が面倒だったり、プリント速度が遅いのと、失敗することも度々あり新しい3Dプリンタを探していた。
そこで当時見つけたのが流行っていたPrusaの3Dプリンタだった。黒とオレンジの筐体がかっこよく、造形精度も高いという評判で気になっていたのだが小型はPrusa miniでも80,000円ほどするため手が出なかった。
そうこうしているうちに3Dプリンタの熱が冷めてしまったのだが、今年になってmonographの堀口さんがBambu LabのA1 miniを購入していてそのデザインにかなり惹かれた。
すでに3Dプリンタはあるしなと買わずにいたのだが、最近やっていたブラックフライデーのセールで29,800円というかなりのお手頃価格になっており飛びついてしまった。
そうして届いたのがこれだ。AMS付きと悩んだが、多色印刷で作りたいものがなかったため本体のみにした。
開封してから組み立て完了までは30分以内とかなり簡単。
初期のセットアップが完了してはじめて印刷したのがこちら
お決まりの3D Benchyである。驚きなのがEnder3 Pro以上の品質なのにも関わらず20分以下で印刷できてしまった。
そこから実際に色々と印刷したのだが、思っていた以上に操作が簡単だった。特に驚いたのは、自動キャリブレーション機能。これがあるおかげで、手動で微調整する手間がほとんどない。しかもスマホやPCのアプリから無線で印刷開始できる。
これまでは毎回PCにmicroSDへデータを移す必要があったがA1 miniなら外出先からでも印刷でき、更にはカメラを通じて印刷状況を確認できる。
こんなものが29,800円で手に入ってしまうなんて恐ろしい世の中になってしまったものだ。
BambuLabの3Dプリンタはユーザーが作った3Dモデルを公開しているMaker Worldというサイトで気に入ったモデルを直接印刷することができる。
例えばスターウォーズのAT-AT。こんな感じのモデルが山のように転がっている。
ちなみに今まで使っていた3Dプリンタはまだ使えるものの、家においておくスペースもないため帰省の際に実家へ持っていき父にあげた。
もともと3D CADを使う仕事をしていたのでさっそく自分でモデルを作って印刷しているらしい。だがやはり印刷時に反りが出たり品質が安定していなく、苦労しているようだ。
ただ設定や印刷の向きなどを色々試行錯誤するのも楽しいらしく、しばらくは新しいおもちゃとして遊んでくれるだろう。
これからの時代、もっと3Dプリンタが一般的になってくると思う。自分で持たなくても買う製品が3Dプリンタで作っていたり、身の回りに3Dプリンタで作ったものがどんどん出てきている。
そうしたものを買うだけでもいいが、自分で設計して印刷するというのも楽しみ方のひとつになっていくだろう。
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